このレビューはネタバレを含みます▼
他にはない思いがけない設定と独特な世界観が印象的でした。しっかり読み込んで理解したうえでページを進めていくとその不思議なストーリーがとても自然にスッと入ってきます。
ノスタルジックで穏やかなファンタジーでありながら、最終巻は切なさで胸がいっぱいになりました。
画やコマ割り、セリフの演出が素晴らしく、魅せ方がとても上手で、2人の弾くピアノの音が聴こえてくるようにも感じました。
原作に忠実に、味のある役者さんに演じてもらえるのなら、リアルに音のある実写で、一本の映画として観てみたいと思います。