このレビューはネタバレを含みます▼
最新話まで購入済み。えっちでかわいい作画が割と好みなのでいつも購入してます。
自分を恨んでるはずのヒーローが、実はめちゃくちゃヒロインを溺愛していて、無理やりモノにされちゃうお話。
話の構成やストーリー自体は面白いし、絵が何より好き。
ただ、ヒロインに仕えるメイドさんたちの圧が強くて、知り合って間もないのに雇い主側であるヒーローよりヒロインを立ててヒーローを少し蔑ろにしてる感が否めず、違和感が(ヒロインが幼い頃から仕えてたとかならともかく)。"ヒロインの味方"の演出としてはとても良いとは思いますが割と強気な女性たちで、(自分が他の異世界ものや転生ものの作品を割と読んでいるからか余計に)メイドさんとかってこんな感じだっけ?と気になってしまいました。
各々作品に世界線があって比べてはいけないと思いつつ、メイドさんとか下につく人のイメージってどんなに仲が良くても一歩下がって見守る、主人から聞かれた時や時折に助言を入れるくらいだと思っていましたが、こちらのメイドさんたちは割と主張が激しいタイプでヒロインにもグイグイ行く感じがすごいなと感じました。
あとヒロインが心の中でつっこむ時の言葉が今どき?な若い人みたいで、心の声と普通に話してる時との温度差が気になります。普通に話してる時が見た目通りかわいらしくお淑やかで控えめなヒロインだからこそ、心の中の言葉がはっきり言いすぎてる感じがします。それはそれで面白いとは思いますが。
とまあ、気になる部分はありますが、ヒーローの溺愛っぷりはかわいいし、絵も良いし、今のところ転生もの特有の物語の強制力が特にヒーローには効いてないのがとても良い◎