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今月(6月1日~6月30日)
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シーモア島


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ギャグ・コメディー作家としての代表作2017年1月1日この作者の「ノストラ探偵団」という作品にゲスト出演した「オレンジ国」の人たちを主人公とした作品です。どちらの作品が先に作られたのか知らないのですが、絵柄からしてこちらの方が後なのでしょうか?もしそうだとすると、「ノストラ探偵団」が読者に受け入れられて(単行本が複数巻出ているのでそうだと思います)、結果この作品を描くことができたのではないでしょうか。そのためかこの作品「ノストラ探偵団」以上にギャグのオンパレードになっていて、私としては非常に楽しいうえに笑えます。どのようなギャグなのかは文章で読むよりも無料立ち読みで確認した方が早くて確実です。とても楽しい魅力的な登場人物たちを簡単にあげてみます、それぞれ個性的な「クライブ王子」「クロル王子」、クライブ王子の元影武者なのに何故か王子よりも偉そうで怖い「ロブ」、「たのもしい」ボディーガードの「レイスベルヘン」、「恐怖の大王」であるオレンジ国の「王様」、そしてダイダイ青年団を恐怖に陥れるオリンゴ国の「ハマータ姫」、等々、それぞれが一作品の主役をできそうな濃い(恋?)人たち。個人的には「レイスベルヘン」に幸せになって欲しい。この作者はストーリー漫画も描きますが、ギャグ漫画の代表作として一読して欲しいです。
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少女漫画でのギャグ・コメディの秀作2017年1月1日私はこの作品を読んで作者のファンになりました。後のストーリーで魅せるようになった作品しか知らない人が読むと意外に思うかも知れない作品です。ただ誤解しないで欲しいのですが、この作品は、短編ですが、きちんとした、破たんなく、骨子であるストーリー(起承転結)がちゃんとあります。そのストーリーに沿って登場人物たちの繰り出すギャグ、そのセンスに私は魅せられました。このギャグは計算して作ったものなのか、自分の感性に従って作ったものなのか(私は後者なのではないかと思っています。)知りたいです。私は、いい意味で「まだ新人の人が作った」良作・秀作だと思っています。この1巻以降もまだ話は続くのですが、続刊がなかなか出ません。早期の続刊の刊行を望みます。→後日気づいたのですが、あ!そうか!レビューで続刊希望と言ってもしょうがないんだ!という訳でコミックシーモアの「作品のリクエスト」に「2巻以降だしてください」と希望を出しておきました。この作品を読んで続刊が読みたくなった人は「作品のリクエスト」に希望をだしてください。
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ワールドカップを知らなくても読んでくださ2017年1月1日連載当時私はワールドカップのことを何も知らなかったのに夢中で読めた作品。サッカー漫画なのでサッカーをしている場面も良いですが、それ以外の日常の話などもよいです。所々で出るギャグも楽しい。ストーリーもですが登場人物たちがみんな好きです。主人公のアドルも良いですがチームメイトのジョゼなんて、なんて表現したら良いか私の文章力では無理です。しかし!特筆すべき登場人物はライバルチームのマルロです!主役を喰ってしまった男と呼ぶべきか、新人である主人公とベテランである彼との対比で主人公を引き立てた男と呼ぶべきか。私は主人公のような好青年ではなくマルロのような男になりたい。(ただあそこまで嫁さんに頭の上がらない男にはなりたくない。→訂正:奥さんを愛しているからこそなのでしょう。それも彼の魅力です。)