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今月(6月1日~6月30日)
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シーモア島


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スピンオフですが単体でも読める作品です。2022年3月25日大本でもある魔法使いの嫁(まほよめ)を読んだこともあったのですが、シナリオ担当の三田さんのファンで読み始めました。
設定はまほよめ基準ですがストーリーはリンクせず別物であること、作品内で世界観や単語などの説明がされているため、この作品単体で十分楽しめます。
まほよめとは人外と人間の立ち位置が少々変わっており、隣人寄りのエリアス(まほよめ側の人外)とは異なりジゼルは人間の世界で生きている人外です。力も見た目も異質な存在である彼女が、アオと出会ったことにより精神的に人間になっていく様は読んでいて微笑ましく思います。
また、アオもジゼルと共にいることで様々な人と出会います。良い人も悪い人もいますが、アオにとってはいい刺激になっていきます。アオはとある理由で幼い頃から差別されており、常にフラットな目線、対等な立場で向かい合うジゼルを大切に思う気持ちが伝わってきます。
(直接言葉にされずとも)同じような目にあってきたジゼルには少なからず感情移入してしまうのかもしれません。
新刊が出るとワクワクしながら読んでしまう作品です。
現代と魔法のマリアージュがお好きな方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。 -
読みやすい一冊です2018年11月26日試し読みの部分だけだと暗い話かな?と思ってしまいますが、全体的にはほのぼのとした話でした。ハジメと正午の互いを思いやっているのが全体で感じられます。
仕事や両親との関係など、部分部分でシリアスがあるものの、くすりと笑えるシーンも入っているので、重さが残りません。一話で一本のドラマを見たようなすっきり感があります。
強いて言うなら、正午がハジメに惚れていく描写があまり多くなく、両思いになっていく過程が分かりにくいです。
ただ、この漫画は両思い後がメインなので、読み終えたらそこまで気にはならないかと思います。
これは個人的な好みですが、サブキャラである五十嵐さんも可愛かったです。