まめちゃさん

丸々一冊タイトル作品です。不思議ちゃんな主人公とその被害者？という不穏な始まりから、どんどん物語に引き込まれて、最後は心が鷲掴みにされました。
セ◯レのまま付かず離れず20年、少しずつお互いの事がかけがえのない存在になっていく過程が、ぶっ飛んだ主人公の視点で面白いながらも愛しく描写されています。エッチシーン多め。ですがエロくない、なぜか尊い。20年そういった関係を続けた相手側の気持ちが、最後に明かされます。タイトル『わたしがオジさんに、なっても』は主人公の気持ちそのままでした。
本当に面白いです！

Twitterで作者様のツイートが流れて来てホームに飛んだら、推し作家様たちがフォローしている作家様だった為興味を持ち、こちらの作品を購入しました。
結果、本当に面白かったです。買って良かった！
丸々一冊タイトル作品です。
舞台は大阪道頓堀、学生時代恋人同士だった2人が社会人になり再会します。当て馬が現れる事もありません。
狭い世界で、少ない登場人物、展開が予想出来ない訳ないのですが。
今もなお変わらない思いを持つ2人が、どの様に復縁出来るか、夢中に最後まで読ませて頂きました。
エモくて、最高にロマンチックでキラキラしてました。
それなのに関西弁だからか甘くなりすぎず…笑いの要素もあり。
後書きまで余す事なく面白すぎました！
読後すぐ、作者様の新作通知オンにしました。

初心な受けがかわいいですし、スマートで余裕のある攻めも素敵。どちらの気持ちになっても惹かれてしまうのが分かります。
余裕のあった攻めから、徐々に余裕がなくなって行く様子、目が離せません…！えっちな事をしているのに、心はピュア！！続きが楽しみです。

最初から引き込まれる展開。
攻め君も受け君も魅力的でどちらの気持ちになって読んでも胸キュンだしほろ苦いしで読後感が最高です。