このレビューはネタバレを含みます▼
今時の高校生が物語の中心となって話しが進んでいくので、少年少女らしいはっちゃけてて緩い会話やノリ、純粋でいじらしい青春が見ていて楽しい。
特に主人公とヒロインの恋のやりとりが
「早く付き合っちゃえよォ!」と言いたくなるほど微笑ましくて、ドロドロした恋愛が苦手な人に刺さると思う。
オカルト・心霊・SF。
本来分け隔てられるジャンルが縦横無尽で組み合わさるので展開が読めず、作者さんの画力&知識の高さも相まって見応えが凄い。
ただだからこそ残念に思うのが、主要な女子達に『体の個性』が無い事。
男子達は首から上隠して同じ格好させても、その体形や身長差で区別できる程個性があるのに、女子達はほぼ同じ。
特に話しが進むとメンバーが増えてくるので、その無個性さが顕著になってつまらないし勿体なく感じる。
(語弊があるかもなので訂正しますが、ポリコレ配慮でデブやブスにしろとかそういう意味ではないです)
少年誌だからスタイル重視にしているのかも知れないけど、華奢とかふっくらとか、胸大きいとか小さいとか、小尻とか大尻とか、脚がムッチリとか細いとか、女子達にも個性を描き分けて欲しかった。