このレビューはネタバレを含みます▼
広告から無料分を読み、3巻まで一気に購入してしまいました。あまりの衝撃に初めてレビューします。
他に書かれてる方もいましたが、オメガバースと性犯罪、デリケートな内容なので作品紹介ページに注意書きした方がいい気がします。
男女のオメガバースはTL作品でも見かけるようになりましたが、リアルな世界線だったら発情期と性犯罪のリスクはΩ種には恐怖でしかないと思います。その描写がとてもリアルでした。彩音さんはPTSD発症レベルで心身に影響出てそう。
相馬先生、性犯罪を好むようには見えませんが、「ミス」って言い方はひどい。「あの時は悪かった」の一言だけでもあれば良かったのに。
ただ、5年前のあの時必死に抗ってるようにも見受けられますし、4歳まで一人で育ててきた彩音さんを助けたい気持ちはあるんじゃないかな。鈴ちゃんのことは可愛がってるし、彩音さんのことも心配してそう。
脅しのような言い方になったのも、引っ込みつかなくなった面もあるんじゃないかな…。まずは心のケアからしてあげてほしい。
5年前と現在の相馬先生サイドのお話もこれから(何なら次回にでも)明らかになってほしいです。
性犯罪を容認する気はないけれど、抗えない本能と過去の罪に折り合いをつけるのと贖罪を経て、皆が幸せになっていく展開になってほしいです。
個人的に気になるのは、4歳にしては鈴ちゃんがかなり小さく見える(4歳の平均身長100cmみたいです)ところ、渡辺先生が「鈴くん」呼びですが娘だよね?ってところかな。
いろいろ書いてしまいましたが、今後の更新を楽しみにしています。