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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 人間万事塞翁が丙午

    青島幸男

    テンポ感が絶妙
    2016年7月30日
    戦前・戦中・戦後の東京の下町を舞台にした物語、
    下町の喧騒、粋な江戸っ子の会話、、、、時代を見事に斬った極上の文章に、朝ドラを観るよりも何十倍もの満足を感じました。
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  • クジラの彼

    有川浩

    さじ加減が絶妙!
    2016年7月18日
    <div>自衛隊が舞台のラブストーリー。
    陸海空、まんべんなく出てきて、自衛隊員も一般人も同じように恋をするんです!を底辺にして、でもやっぱりここが違う、あそこが違うって場面にクスクス笑いが止まらない。
    自衛隊のことも少しわかったような気がして、お得感たっぷりの読書でした。</div>
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  • 向田理髪店

    奥田英朗

    <div>人間模様の描き方が最高!</div>
    2016年7月18日
    <div>北海道の過疎の町での日常が綴られる。
    田舎はいいなぁ、ほのぼの、、、、なんて気持ちにはならない。なにせ、作者は奥田さんですから。そこここにピリ辛が仕込まれ、また、こみ上げる笑いも仕込まれており、単純ではないストーリーに満足しながらの一気読み。あぁ、読めたことへの幸せ感は半端ない。
    私にとって、奥田英朗はエンタメの神様です。</div>
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  • なぎさ

    山本文緒

    上手いなぁ
    2016年7月9日
    久しぶりに山本文緒さんの小説を読みました。
    この作家は、いわゆる人間のいやらしい一面もしっかりと書ききるところが魅力だと感じていました。
    今回もピリ辛があちこちにちりばめられ、登場人物のそれぞれにはそれぞれのいやらしさがあり、、、、壮大なエンディングが待っているわけではないのだけれど、本を閉じると、私自身のいかにも平凡でかっこ悪い人生に思いが飛び、そこに、小さな「いいね!」が加わったような気持ちがしてほっこりしたのでした。
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  • 羊と鋼の森

    宮下奈都

    暴走しないマニアック小説
    2016年7月2日
    ドレミのドはドで、レはレで、ミはミなのだが、この小説を読むと、ドはドではなく、レはレでもなく、、、なんてことを語り出してしまう自分が出来上がっているかもしれません。
    ピアノの調律師の物語で、専門的な内容が多分に含まれているけれど、決して置き去りにされない、門外漢の私でも最後まで寄り添いワクワク感に包まれて、主人公の調律師の成長が終盤になるにつれて加速するので、こちらの高揚感も加速する、、、という素敵な物語でした。
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  • 火花

    又吉直樹

    おもろい!
    2016年6月26日
    お笑い王座決定戦みたいな番組で、舞台裏なんかをチラリと放送して出演者が異常に緊張する様子を目にすると、「こんなんいらんのになぁ」と面倒くさく感じていましたが、「火花」を読んだ後、舞台裏の様子が思い出されてむちゃくちゃ腑に落ちたなぁ。
    お笑いの世界に対してのたくさんの「へえ~」から始まって、究極は人類愛を感じて本を閉じました。
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