このレビューはネタバレを含みます▼
絵は上手で見やすいし、平良さんが可愛くてサンプルから一気買い。
真霜くんは同じヘタレでも、なんか好きになれないままここまで来た。一生懸命なんだろうし、きっかさんの人生をよく考えてるけど、気持ちは考えてないよなあ。きっかさんが平良さんの事好きなんだから、ずっと「コイツ、いらんよなぁ」と思って読んでた。平良さんを目覚めさせる為のキャラなのかと思いきや、作者本人が「脇役じゃない」って言ってて、ええ〜って感じ。なので、本編は何回も読み直してるけど、高校生編は読み返してない(笑)
平良さんの方はやっと覚悟決まった感や、「僕が君を必要としてる」が強いんだけど、きっかさんがそれを求めてるので良いんじゃないかな。経済格差を自己肯定感やプライドで対等に思えれば問題ないし。てか、ここまで「平良さん好き!」を引っ張っり、平良さんの過去も開示して精神的繋がりも得ました!ってなっといて、記憶喪失してた過去を思い出したからって、平良さんと別れて真霜くんとくっ付いたら、「ええ加減にせえよ!」ってちゃぶ台返すと思う。
あの両親が亡くなった辺りの、一連の激重真霜プレーがきっと逆転のきっかけになるんだろうけど、男が頼んでもないのに転職して仕事与える事を決めた事まで背負わされるの、可哀想過ぎる。40万のブランドバッグどころの重さじゃない。
マンションの38歳女性の話、女の生きづらさもきっと共感生むだろうけど、彼女と会長の恋愛話は話数使わなくて良いからねぇ!サラッと行こう!って思ってる。