masaさん

どーでもいいことなのですが、携帯もスマホもない時代、毎日会っていたにもかかわらず、ちーちゃんこと「水上暁」名で彼氏に手紙郵送、文通してました。何故にそのPN使ったのか記憶にありませんが、くらもち先生の大ファンだったことと彼氏がちーちゃんに似たイケメンさんだったからか、ちーちゃんには似ていないけど、実兄大好きなブラコンだったからかもしれません。この本読むと数十年前の学生時代がぱぁっと思い出されて、その時代に引き込まれて甘酸っぱい気分になります。数十年後読み返しても、やっぱ大好きです。昔は主人公目線でしたが、おばさんになって多面的感覚で読むと現代でも通用する感覚で味が深いと思います。私にとってこの漫画は思春期代表作ですが、若い方にも義兄弟への淡い思いとか苦しい気狭しさとかウェットなのにドライな感じとか味わってほしい作品です。

制服や絵柄など見ての通り、昭和時代後期のバブルの頃のお話ですが、学園純愛ものです。今だったら突っ込みどころ満載ですが、こういう「おぼこい」夢見がちストーリーと少女時代のピュアな感じは今はないので、陰キャとは違う「恥じらい」とか世間知らずとは違った「謙虚さ」とか無垢な頃の自分を思い出し（笑）じわりながら読みました。今どきの方はどう感じるるのかしら。