婚約破棄してさしあげますわ ~ドロボウ令嬢とお幸せに~
八叉のおろち/花波薫歩
このレビューはネタバレを含みます▼
まずメイジーにイライラ。貴族令嬢としての振る舞いもなってないし、親戚とは言え自分より爵位が上の屋敷に上がり込んで寛ぐ時点でアウト。
手癖も悪いみたいだしどこのスラムから拾ってきた?のレベル。
あとサイラスは個人的な感想で言うと、「生理的に無理」。これもさっきのと同じで、婚約者とは言え貴族同士のお家訪問ってそんなに簡単にできるものじゃないと思うし、訪問の目的が主人公の父へ取り入ること(?なのかな?)なのか、自分の婚約者への気づかいもなく他の異性からの接触を許すとか、ホントにありえない。気持ち悪い。
6巻まで読んだ時点でコイツこれからやらかすんだなってのがわかりやすかったけど、表情含めてホントに気持ち悪い。
最後に主人公へも健気とか色々通り越してイライラするばかり。
親戚なら尚更、貴族としての振る舞いとかルールみたいなものを上位の立場からしっかり教える必要があるし、盗まれたものに対して何かを言うわけでもなく黙って自分の中でもやもやしてるとか、なんで言わないの?ってイラつく。
そもそもいつの頃の貴族社会をベースにしてるのか謎すぎて…そこにモヤモヤしちゃう。
仮にも貴族の子女がお供も付けずに徒歩で学校に通って、帰りに男女入り交じった状態で街をぶらぶらしたり、侍女を付けずに結婚前にしょっちゅうデートするとか…どうなん?
パパ泣いちゃうで?
ザマァしたあとのヤツらの落ちっぷりが気になるので続けて読んでますが、そろそろいいんじゃないですか?
あんまりひっぱっても読者減るだけだと思う。