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今月(6月1日~6月30日)

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シーモア島
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  • タイプ・エイド

    市ヶ谷モル

    すばらしい雄っぱい
    2025年5月31日
    大好きな作品!とにかく絵がすばらしく、細部まで丁寧に描かれています。特に褐色肌の瑛二のボディは、どの角度から見ても美しくしなやかで、色気がすごい!恥ずかしがる表情もキュンとくる!
    アンドロイドのテオは、素直で一途。瑛二の役に立ちたいという気持ちからいろいろと行動しますが、ちょっぴり抜けてるところがあるのもかわいいです。
    愛する気持ちがイマイチわからない同士の2人が、惹かれ合って求めあって。ピュアなのにエロくて、もう最高!
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  • 無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です

    夜光花/サマミヤアカザ

    リドリー頑張れ
    2025年4月2日
    これ本当に面白いんですよ〜!とにかくリドリーが優秀なのです!何事にも動じず、冷静に策略を練り、必ず任務を果たし、感情に溺れず、そしてここが一番大事なところなのですがかなり性格が悪い!利用するものは利用し、怠惰な者や能力に劣る者はバッサバッサと切り捨てる。信用することはあっても、そこに情はありません。しかしそんなリドリーにも変化が現れ始めるのです。きゃっほ〜!B達はいつまでたってもLしません。でもいいの。リドリーが大好きだから!こんな魅力的なキャラを生み出せる夜光花先生は素晴らしいですね!
  • 何それ愛かよ【単行本版】

    ろじ

    ヒリヒリする
    2025年4月2日
    面白い!派手な話じゃないし、お互いのセリフがかなりかなりヒリヒリするけど、愛するってどういうことなのか、突き付けられます。この2人はどうなっていくのか、続きが気になる。
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  • 太陽はいっぱいなんかじゃない

    菅野彰/麻々原絵里依

    読み返したい
    2025年1月4日
    子供の頃からただ一人の人を愛し、ずっとそばにいて触れもせず、ただ見るだけでも父親に死ぬほど殴られ、逃げることも死ぬことも堕ちることも許されず…。愛した人は、自分から名前だけを奪い、そして他の男と行ってしまった。

    色悪作家と校正者シリーズはラブコメテイストですが、本作はシリアスです。「ドリアングレイ」では完璧な男として描かれていた英知が、子供のように途方に暮れています。英知の心は血を流し続けている。その時、いつも近くで自分を助けてくれる四郎の存在がありました。

    これは死んだ自己を踏み石にして、新しい自分を作っていく、死と再生の物語です。
    豚の話。ここは人の一生において大変重要な話になっていますので、必読です。私も心に留めおきます。
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  • オリオンは恋を語る

    砂原糖子/金ひかる

    大好き!
    2024年11月2日
    「バイオリニストの刺繍」が大好きで、めちゃくちゃ待った続編ですごく嬉しい!響さん激ツンだった前作に比べたら、ちゃんとデレてた。諦めながら生きてきた響さんが、いろんなことがあるけれど、前へ先へ進んでいこうという気持ちが溢れていて、こちらも元気をもらいました。もっと続きが読みたい!響さん大好きです。
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  • おねがいヒーロー涙をみせて【電子限定描き下ろし付き】

    早寝電灯

    この空気感は文字にできない
    2024年6月28日
    早寝電灯先生の作品は、風が吹いているの。いつも物語の後ろで風が吹いている。その風がそよ風の時はコミカルなんだけど、終盤に大きな風が吹くと一気に心を持っていかれてしまう。この作品でもそんなシーンがある。ユキが実家の自室にいて、風が吹き込んできて、カーテンが大きくはためいて、目の前に子供の頃のシノ。怒っていて泣いているシノ。あぁ!こんなのもうダメだって!泣くって!早寝作品で、風が吹いたら要注意。
  • 陵辱! 潜入捜査官【電子単行本】

    柊柾葵

    ヘコチクはお好きですか?
    2024年6月20日
    ヘコチク(陥没乳首)は好きか〜っ!?BL界に多くのヘコチクあれど、こんなに大きなヘコチクは見たことがありません!素晴らしいですね!主人公がすぐ捕まってすぐ縛られてすぐやられます。けしからんですね!モブレ大好きな私は大興奮で読みました。服や髪の影の付け方が独特で、すごく絵が上手いです。それからバディとは甘々でラブラブですので安心して下さい。ちょっと過去のお話が出てきて…いや、これ悲しい!どうしましょう!続きを楽しみにしている作品なので、もっとたくさんの人に読んでもらいたい。とにかく一度ヘコチク見て!大きいから!ぜひ一度!
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  • おれの初夜は何度あってもいい【コミックス版】

    今井ささる

    神作品ここに降臨!
    2024年6月20日
    なんじゃこりゃ〜!どエロの中にピュアな初恋がぶっこまれている!エロいやつだろ?と軽い気持ちで読んだら、めちゃくちゃ裏切られた。このレビューを読んだあなたは脳死でカートにインして下さい。
    ちまたに溢れる、かわいいアクスタになるBLとは一線を画す作品。細部まで作り込まれたストーリーで、母親や女友達もいい味出してる!それにしてもHって、こんなにバリエーションあるんですね…作者の画力とすけべ心に脱帽…
  • ミドルエイジはやさしく愛したい

    町屋はとこ

    優しいお話
    2024年5月10日
    「若くない、強くない、衰えていく一方かもしれない、それでも出会えてよかったと、一緒に生きていきたいと思う。」

    45才同士、派手なところはなく、本当にそこら辺にいる普通の人達のお話です。なのにこの切なさ!めちゃくちゃピュア!

    とにかくストーリーが良くて、駆のお姉さんとのエピソードとか、もっと重くも描けるのに、サラリと描いて、でもズシンとくる絶妙なバランスです。

    年齢を重ねたからこそ臆病になる。相手を思いやるから踏み込めない。もどかしい気持ちがビリビリ伝わってきます。

    テーマは深いのですが、ユーモアにあふれ読後感は明るい。目線、表情、空気感、エピソード、全てにおいてムダがなく、素晴らしい作品。これは何度も繰り返し読みたいです。

    それから!表紙が!ステキですね!白スニーカーも表情も!
  • ファーストコール~童貞外科医、年下ヤクザの嫁にされそうです!~【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】

    谷崎トルク/U-min

    一途なヤクザ
    2022年12月9日
    テンポよくて面白かった!突然ヤクザに惚れられて戸惑う様子が可愛くて、医者としては凄腕でも恋愛初心者なのが萌えました。周囲の人達の反応も面白い!絵がとてもとてもキレイで、表情もぐっときます。原作小説も読みます!
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  • 社史編纂室で恋をする

    栗城偲/みずかねりょう

    スーツ好き
    2022年9月29日
    スーツが好き!お仕事BLです。
    冤罪から社内の流刑地に飛ばされる志月。もとは営業のエースなのに、飛ばされた先でもキッチリ仕事して、素直で健気でかわいくて、嫌になるほどお人好し…!これは稲葉も好きになっちゃうよね〜!犯人探しの要素もあって、最後までグイグイ読めました。2度目のエチが稲葉の謝罪&告白からの流れなのですが、そこで志月の取った行動にひっくり返りましたwこんなことある???こんなBL初めてよみましたよ!
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  • 真夜中に降る光

    砂原糖子/金ひかる

    クズは好きですか?
    2022年6月21日
    クズは好きですか?私は大好きです!全身ピアスのホスト新二、めちゃくちゃクズいです。ゲイの津久井は新二が何をしてもいつも穏やかです。えちしても 「野良猫が餌もなしにてめぇに触らせるとでも思ってんのか?」 とクズ発言。素直になれないのです。天邪鬼の新二が津久井を好きになって、どんどん化けの皮が剥がれて、どんどん弱くなっていきます。もうボロボロです。こんなん泣くやろ!!私は泣いたで!
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  • 嫌いな男

    安西リカ/北沢きょう

    繰り返し読んでる!
    2022年6月18日
    仕事BLの最高傑作!キャリア採用で入社してきた向居は、仕事が出来て何もかもそつがない。負けず嫌いの千裕は面白くないのですが、その向居がどうやらゲイで自分のことを好きらしいと気付いて…。

    向居が自分には強く出られないのを知って、調子にのった千裕は仕事で大きな失敗をします。向居は仕返しのつもりでめちゃくちゃひどいことを言って、千裕に強引にキスをするのですが…。

    この後の千裕の言動が全てを決めるのですが、ここのシーンのスピード感や臨場感、セリフ、全部が素晴らしいんです!調子こいて小さい意地悪ばっかしてた千裕の本当の姿がはっきり見えてきます。

    仕事の描写がとても丁寧で、作品に厚みを与えています。ぜひ多くの方に読んでほしいです。続編たのむ〜!
  • バイオリニストの刺繍

    砂原糖子/金ひかる

    繊細で胸熱なストーリー!
    ネタバレ
    2022年5月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大大大好きな本!このステキな表紙に全部が詰まってる!世界的バイオリニスト(館原・攻)と聴覚障害者(吹野・受)という難しい設定で、攻め視点です。

    軽井沢で一人暮らす吹野の家へ、館原が迷い込んで来ます。
    スランプに陥っていた館原は吹野と暮らすうちに心情に変化が出てきます(割と一目惚れっぽくて最初から気になってます)。初めはクールでめちゃくちゃツンツンしている吹野が少しずつ館原を受け入れていきます。

    館原は五感で感じるもの全てが音楽と直結しているので、普通の毎日や景色も大変美しい描写になっています。(聞こえない吹野の事は「永遠の全休符」と言っていたり)

    えちシーンは館原がやや強引なのですが、グイグイくる割に繊細に攻め込んできて!!普段は言葉を発しない吹野があえぎ声を出すと、その声を聴きながら攻め方を変えてきます!その様子が、まぁ〜オラわくわくすっぞ!

    冬は雪深い軽井沢で、聞こえない吹野は料理(美味しそう!)やテーブルセッティングなど、一人でも驚くほど丁寧に暮らしています。その静かな孤独や絶望を思うと胸が痛みます。その吹野の元へ、全く別世界で生きてきた舘原が音を伴って飛び込んでくるのです。自己完結していたモノクロの吹野の世界が、一気に色を変えたんだろうなと思うと、もう泣きそうです。

    かたくなな吹野とバイオリニストとして狭い世界で生きてきた舘原。お互いに惹かれ合っていく様子が、セリフや小さなエピソードからビリビリ伝わってきます。舘原の年下ワンコぶりがちょっとかわいそう(かなり冷たくされます)

    音楽やバイオリン奏法の描写が素晴らしいので、ぜひ作中に出てくる曲をYou Tubeで検索して聴いてみてください。
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  • ふれないでリトルスター【電子限定描き下ろし付き】

    マミタ

    マミタ作品の中でもイチオシ!
    ネタバレ
    2021年11月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作品でマミタ先生にドボン!マミタ先生の作品は全部大好きですが、どれか一つと言われたら、コレです!!

    血の繋がらない親子、ユキとハルのオメガバース。ユキ(35歳Ω)はふわふわと頼りない親、ハル(18歳α)はそんなユキのことを子供の頃からずっと好きです。ユキにヒートがないから二人で仲良く暮らしていたのですが、ハルの18歳の誕生日に・・・。

    ユキが泣いてばかりでハルの方がしっかりしているんですが、ユキがハルの進路に関しては毅然とした態度で臨みます。切ない!相手を大切に思う気持ちに胸が熱くなる!泣ける!最高の作品です!