ジルベールさん

困った家族を持つ女性が主人公で、その家族の振る舞いの詳細が分かりやすく描かれています。
ご家族は苦労されてきたことが想像されます、が。
この毒の「妹」は幼児期からすでに明らかに異常があり、
家族も自覚していました。
姉は原因もわかっていました。
（母親が人と比べるばかりで妹の努力を誉めない）
その時点で相談、通院していれば「妹」を含め
家族の未来は違っていたと思います。
頭ごなしに叱るばかりで、どうして嘘をつかなくてはならなかったのか、
幼い妹の話を誰も聞いてあげていません。
嘘を責めるだけです。
被害者ですという主張がたっぷりですが、
早くに医療に繋げなかった責任はあると思います。
精神の病では、自分から病院に行くというのは困難です。
幼児期に治療しなかったことが残念です。
明らかにおかしな毒親の「妹」を晒すだけで、
妹と、その病気と向き合っていないところが
モヤモヤしました。