U KOさん

男女のルールや期待と失望のあわいで時に傷つき悩みながらも、楽しく自由に生きていくおひとり様女子の物語。
令嬢ものラブロマンスでは初めて見る設定で、作品に出会った時は大変喜びました。
３巻では主に主人公ニコルの変化に周囲の人間が翻弄される様が明るく楽しく描かれており、とても愉快です。
一足先にどんどん自立してゆくニコルに対し、まだまだ幼さの残るケイオス。これから二人は新たに関係を構築してゆけるのか？分かりませんが、コメントを読むとケイオスが多数の女性から大変に嫌われており笑ってしまいました。
私も、ニコルが自身の気持ちに正直になるさまや、興味や行動範囲を拡げ一人の時間を謳歌する様子が読んでいて最も楽しく、何度も読み返しては元気を貰っているので、おひとり様のニコルを通してしか見ることのできないこの景色をもっと見ていたい！です。
今後も楽しみに拝読させていただきます。