このレビューはネタバレを含みます▼
ハッピーエンド主義のわたしですが、この作品はどんな結末であろうと最後まで見る覚悟をもちました。
それぞれのキャラに辛い過去がありますが、受けの団長の過去が1番心が張り裂けそうです。過去だけでなく現在進行形で辛い状況が続いており、執着している皇太子から部下を人質にとられ夜のオモチャにされ余りの辛さに見てて心がズタズタです。
しかし、騎士見習いがこのタイトルにあるように「太陽」のような存在であり希望です。最初は少し頼りなさもありますが、どうにかこの現状から団長を助け出そうともがき続けています。皇太子から受けた肉体的・精神的苦痛を深い愛で癒すシーンはこの作品で唯一の心のオアシスです。騎士見習い心からの忠誠心と愛情でハッピーエンドを迎えることを祈ってます。ハッピーエンドでなくても受け入れて最後まで読み遂げます。
それくらいの価値があると断言します。
※筋肉美が素晴らしいのと、団長の涙にも心が張り裂けそうになりますが美しく見る手がとまりません。癖が覆る可能性があります。ご注意下さい。