このレビューはネタバレを含みます▼
サラッと話が進みます。
サラッとお友達が亡くなっていきます。
でも、それが戦争で実際に起きていたことなんだと考えると結構酷(むご)い内容となっています。
印象に残ったのは最後の最後サンの母親のセリフ「みんな無事でよかった!」「仕方がない戦争なんだ」そんな簡単に言えてしまうぐらい当たり前で日常的だったんだとそのセリフにギュッと詰められてるように感じました。
また、あんなにも経験を沢山したのに普通に暮らしていこうとするサンや周りの人達に当時は当たり前の出来事で現代では考えられない環境にいたんだなと改めて感じました。