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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 魔女と猫【極】

    黒井よだか

    魔女設定がよき
    ネタバレ
    2025年8月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 全作「オメガの婿取り」から注目している作家さん。まずは絵だ。受けがガッチリ系なのに、不意に華奢に見えてしまう技術に感嘆した…攻めはガタイがよく、かなり漢男しいのに、綺麗なのだ。奇麗にもみえる。バランスよく、あまりみない絵なので、はじめてみたとき感嘆した。そして今作「魔女の猫」でも、前作の良さは健在し、書店で見たとき、まず思ったのは
    「厚っ!」である。
    そう厚みである。電子書籍ももっているが、最初の購入はやはり、本だ。表紙の色の所作はやはり、本、紙ならでわで、書籍にはない良さがある。
    さて、内容は魔女という受けと契約した攻めの逃亡劇と魔女をめぐった殺し合いだ。
    契約した使い魔の動物の数だけ生き返る使い魔とはなかなか面白い設定と、戦闘シーンは少年漫画味がありなかなかBL漫画にないドキドキ感があってよかった。なかなかハードな設定と内容だ。
    あと受けの健気なポイントも性格もなかなかいい。
    攻めはわりとポワポワ系の戦闘民族みたいでこのタイプはめずらしく、キャラとしても両者とても愛らしかった。少々bl漫画にマンネリ気味の方や、内容に深みが欲しい方にオススメだ。
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  • 愛の在り処に誓え!

    樋口美沙緒/街子マドカ

    マンネリ気味の人によんでほしい
    ネタバレ
    2025年8月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバース、dom/sub、ケーキとフォーク。考え抜かれたまざまな設定が行き交う中、虫の擬人化から生まれた性モザイクという、神がかった設定…先生マジすごい天才かってなった。2010年にもう、出版した第1巻からほぼ出ている小説すべてをこの「愛の在処に誓え」を読んで改めて買い直したわ。そう、買い直したのである。まだ、blに足を少し入れたあたりで手に取ったのがこの前作「愛の在処をさがせ」はそれはそれはつらかった。長いのよ、ゆっくりなのよ、焦ったいのよ…いろいろ。そして当時、せっかちなわたしは途中で挫折した。そして、歳を重ね、むしろ最近色々なblをよみすぎてしまい、段取り良く、早い展開に、そして、先が読めてしまう展開に飽きてきた時に目に入ったのが「愛の在処を探せ」の続編だった。なつかしいやんっとなりきになり、思わずポチり。
    そして「性モザイク」…「虫の擬人化」、アオイとシモンのゆっくりだが計算が情に情が愛に変わる過程や、シモンの不器用すぎる心情、愛情がめっさ、ささってページが止まらなくなった。そしてこのページボリューム。超満足。設定複雑。だがいい。複雑さがむしろいい。
    むかしのわたしには難しかった、待てなかった、焦らしがむしろいいのだ。
    一緒にいたい、守りたい。でも、愛してるとは言えない。愛がわからないんだ。ほんとうに。
    欲情もしない。でも、葵にそばにいてほしい。
    なんて男だ。シモン悪魔かってなったが、
    身勝手で、優しく正直で嘘がつけない情緒が7歳で止まってしまったシモンと、そんなシモンを深く愛しながら、愛されないとわかってても期待するたび傷ついては許し、受け止める葵。
    もう、長く楽しめるまじで、ちょっと苦しいけど。だけどいざくっつてくれた瞬間。
    「あおい…よかったじゃん!?まじで!!幸せ!」ってなって泣いたよ…すごいよ、夫婦になって子供がいて、からの愛って展開がめっちゃおっそいけどそれまでの過程が丁寧に文章化され、小説ならでわの良さがある。アオイはもちろんシモンの心情もわかるのはいい。この朴念仁まじて小説で解説ないとまじで良さが全然わかんないもん!!ありがとう先生!文字化してくれて!CDが出てないのがゲセン!!
    この小説というより、作品全体は一冊で長く、ゆっくり楽しめて、最近、恋愛ものがマンネリ気味のひとにおすすめ!前作とセットだとたしかに良き!前作めっちゃ長いけど。
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