珠槻さん

ハゼさんがエロい。存在がエロい。とにかくエロい。なんだもうエロい。あんな格好良くてエロい先輩に意味深なこと言われたら勝てないよ狡いエロい。煙草吸ってる仕草がまたエロい。仕事のできる年上としての顔、さばさばとした経験者の余裕を見せながらも、別れ話の気配を察した時の行動がちょっと臆病でかわいくて、でも男前なんだよなぁエロい。本人は冗談とか言ってるけど処女奪いたいって実は本音混ざってますよね痕を残したかったんだよねかわいいエロい。必死かエロい。時々見せる余裕の剥がれた顔がエロい。もっとやってやれ恋ヶ谷くん！ついつい噛んだり跡を残しちゃう恋ヶ谷くん、いいぞ！どんどん性癖開拓されていってる君の成長を見守りたい！いつかトラウマを癒してもらうんだよ！そして攻めハゼさんも見せてくれ！絶対エロい！
エロいしか言っていないので、そのほかの部分について。話のテンポもよく、ギャグシーンのノリと表現も大変好みでした。こういう日常との緩急があるとエロがより際立つんですよね、生きてるなぁって感じがして。読んだ後の余韻も素晴らしいので、物足りないのとは全く違うんだけれども、エンドマークの後も覗きたくなる。そんな作品です。

シリーズとして続いているものですので、じっくり読めるのが良いですね。

優秀なBAとしてなんでも器用にこなすのにやる気がない後輩を本気にさせたのは、真面目な仕事人間で、成績をやっかまれても仕方がないと思っていた同性の先輩でした……
どうせまた、と諦めていたのに、そんなに素直に褒めて認めてくれたら絆されちゃいますよね。
でも先輩は既婚者に片想いしていて、自分の好意にはなかなか応えてくれないどころか、片想い相手が結婚した時にピアスまで開けちゃってるなんて聞いたらそりゃモヤッとムラッとですよ。
そんな時に先輩の昔のトラブルが再び……接客仕事って大変ですよね。わかります。
後輩の言動に流されたり、トラブルの原因などに揺れたり、自分の気持ちの在り処を手探りする先輩も大変可愛らしいです。