このレビューはネタバレを含みます▼
最初の2、3冊は日本でいう大奥とでありがちのお殿様とか王様とかの寵愛を受ける為に、あらゆる手段で相手を貶めようとするドロドロに中国らしいエロとグロの繰り返しで、先が読める展開で、原作を知っているので。この辺でやめようかな…
と思いきや原作とは違う、それぞれの妾達のキャラクターが色々分かってきて、笑えるところもあるし、最初は典型的な美人の嫌な奴だと思っていた金蓮奥様の大ファンになってしまいました。
あとだぶん現代でも男受けがよくて、女性は100%嫌いだろうなと思う瓶児の言動にイライラしつつも読んでしまします。
また登場人物の美男美女と醜男醜女の開きが大きくて笑えます。
個人的には、陳経済と金蓮が幸せになってくれるといいなと思います。
登場人物のほとんどが天国に行けなそうな残酷さと、意外な思いやりの描き方が
絶妙で、そこがはまるポイントなのかな…
このお話いつまで、どんなラストになるのか楽しみに読み続けます。
まさか、〇〇〇の仮面よりは短くと竹崎先生にはお願いしたいです。