このレビューはネタバレを含みます▼
タイトル通り、主人公が一人でダンジョンを楽しむ予定(予定は未定)の、日常系ストーリー。主人公の希望としてはゆったりまったり狩りをしたかったり、優雅にダンジョンの景色を楽しみたかったり。でも現実は思い通りに行かない。
それでも「まぁ、こんな日もある」と前向きタフなお嬢様の話。
王子になっちゃった剣帝の話も好きですが、そこまで重くないので安心して気楽に読める。
初めて食べたものが「!!」となるくらい美味しかった時の顔が、可愛くて好き。初級ダンジョンだから一人でもやって行けるけど、周りが困ってたら一緒に頑張るところが、恰好良い。周りの人たちも楽しい人ばかり。スープを強奪される料理長とか。有能クールな侍女とか。昇級試験を受け続ける不運なルーキー達は、経験積みまくって何気に同期の誰より実力高くなりそう(笑)。
冒険の旅に出るのではなく、あくまでご近所ダンジョンの話だけれど、少しずつ行動範囲が広がる予感。次巻が早くも楽しみ。