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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 夏目友人帳

    緑川ゆき

    昨日行ってきました
    2025年3月3日
    大学時代の友人に連れられて人吉を訪れたのはアニメ化されてからだったと記憶しています。 以来、球磨川でラフティングを楽しんだり、花火大会を見に行ったり、天狗橋や夏目友人帳の舞台となった場所を探索したりと折に触れ訪れる地となりました。 世界的な流行り病やら大きな水害で、一時足が遠のいてしまいましたが、それでも心のどこかに留まっていて年に一度は訪れていました。久しぶりに漫画を読み返して、またあの風景が見たくなって片道二時間かけて高速を駆け抜けて人吉に行ってきました。 水害で被害を受けた天狗橋はまだ工事中でした。 夏目たちが利用していた鉄路は所々不通となり線路は雑木林のような有様で胸が痛みました。でも、遠くに広がる山並みや田畑と人家の重なる風景は変わらずに在りました。この地が夏目友人帳と共に永く人々の心の中に在り続けてくれることを切に願います。
  • デキる猫は今日も憂鬱

    山田ヒツジ

    犬人間の私が言うのもなんですが
    ネタバレ
    2024年11月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 小さい頃から身近に犬がいて、犬と触れ合い、犬と共に成長し、犬をこよなく愛する私が言うのもなんですが、この作品は面白い! 設定もここまで突き抜けるともう楽しくて仕方ない! 家事能力がゼロに近く過労死寸前の主人公をどうやって支えてゆくのだろうか、『猫』が拾ってきた猫が、とハラハラする迄も無く普通にスーパーに買い物に行き、店員と意思疎通を図りその上他の買い物客までも二足歩行の巨猫を受け入れているという天を突き抜ける設定には脱帽です。 昨年にはアニメ化もされていたようで、そちらも拝見させていただきました。 原作に忠実でとても楽しませてもらいました。
    出来ることなら同様の映画化までに留めていただいて、努々実写化などされませんことを切に願います。何度も申し上げますが、私は『犬人間』です。 犬をこよなく愛する者ですが、先日猫を飼っている息子宅に行き、お嫁さんにお願いして猫を撫で猫の肉球の匂いを堪能させてもらいました。数十年ぶりに猫のゴロゴロ音も聞き、添い寝もしました。 猫も可愛いですね♡
  • 1122

    渡辺ペコ

    ずっともやもやしっ放し
    ネタバレ
    2024年6月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙の絵と1122というタイトルに惹かれて読み始め、『ううーん』と考えさせられてその後最後まで購入して読みました。 しかし何度読み返してももやもやしっ放しです。
    何がって、主人公の夫は妻に甘えすぎ。行為を拒否されて心が折れたのは気の毒だと思う。女性の一時の感情に任せた言葉に傷ついたのは分かる。でもね、それで公認不倫の権利を勝ち取りそれを行使するというのは全く次元の違う話でしょう。自分で切り出した結婚記念日のイベントを、不倫相手の都合で延期するなんてどうかしている。そして、不倫相手があっさりと引いて『ゆっくり大事にしていこう』なんて言われて喜んでいるし。結局、この夫は居心地のいい空間と妻あるいは不倫相手との居心地のいい関係が欲しかっただけで、自分の被害者意識を常に前面に出して正面切って向き合う姿勢も気概もない。 この不倫相手もゆっくり大事にという割には、夫婦の食事時間に電話をかけてくるし、思い通りにいかないと我が子にも相手にも暴力をふるう。 自分の苦しい状況と気持ちを盾に不倫相手との時間に心地よさを求めてるだけな気がしてならない。 彼女の夫は、妻の訴えを受け止めて変わっていく。海外赴任まで任される人物だからエリートで仕事もできて信頼も厚いのだろう。そんな会社人が家庭に家族に関わるには並大抵ではないはず。どんなことがあってもこの妻の手だけは離すまい、という強い気持ちが彼にはあり、おとやにはそれが無かった。 自分の逃げの感情と成り行きと状況に流されて、思いやり深く優しく振舞い責められると被害者面で傷つく『振り』をして逃げる。 いちこもあと一歩踏み込めず引いてしまい夫以上に深く悩む。 悩んでいるうちに『子』を持つ機会を逃してしまう。 男は性欲が維持される間は親になる機会が与えられるけど、女性には自ずから期限がある。 居心地の良い関係と、良好な夫婦関係は似て非なるものだということを考えさせられた物語だと思いました。