このレビューはネタバレを含みます▼
呪われた家に引越した一家がその霊にどんどんやられるというありふれた設定に霊も基本的に物理的攻撃等は出来ず、心の弱った人間を精神的に攻撃するという一昔前のJホラーの定番のような設定…かと思いきや中盤からの怒涛の展開の変化にはビックリしました
確かに霊能力者が霊に対抗するという話はこれまでにもあったが、霊能力者ではなく家族をやられたおばあちゃんがその怒りのみで狂気を持って生命力で霊を上回っていくのが斬新だった
終盤、死後もこの霊に囚われた家族をその霊の実の家族を人質にすることで解放させていくシーンがあるが、序盤に囚われた弟がお母さんやお姉ちゃんと違ってほとんど原型とどめてないレベルで身体がボロボロになってたのが1番キツかったな
物語中盤からずっと弟が主人公に絶叫しながら助けを求めるんだけど、それが霊が主人公の心を弱らせるためじゃなくてホントにずっと痛ぶってたって分かってキュってなった