yuriさん

今後このジャンルでこれを超える作品が出て来る気がしません。
ありがとうございました。本当にお疲れ様でした。

原作者がカーライルの弟辺りのストーリーも書いているようなので、またこの世界観に浸れる日が来るかも知れませんが、カーライルとアッシュ程そのキャストを愛せるかわかりません。

また、この漫画家の絵柄でしか再現されない気もします。

BL（ML）でありながら、骨太のストーリーで、余計なシーンが何一つありませんでした。
他の方でもありましたが、何度読み返したかわかりません。

正直、アルファとかオメガとかよくわからない上、ご都合BLにする為のルールみたいに思っていたので、その条件を使いながらここまで深い話を構想出来るとは。
ノッティング？とかまあ、途中勉強しいしい読みましたが、そして本当にこの世界があったら性犯罪多そうとは思いますが、素晴らしかったです。

原作者も、漫画家も、翻訳者もそれぞれやり遂げてくれて感謝です。
翻訳に関しては、これは「僕」と表現するところが「彼」なのか？等途中悩みましたが、視点が俯瞰になってるのかなと、読み返すと逆に深みを感じる気までしました。
韓国漫画にありがちな変な食卓も無く、インテリアやカトラリーに至るまで描き上げてくれた漫画家さんに守られた世界でした。ありがとうございます。

続きが出たら喜びのあまり死ねそう。とにかく名作中の名作が、完結してしまった歓喜と喪失感にしばらく浸ります。