腐男子召喚~異世界で神獣にハメられました~ 分冊版
藤咲もえ
このレビューはネタバレを含みます▼
コミックスを10巻買ったら「凪が琴音を忘れる」ところで終わった。え〜私の好きな凪と琴音はどうなるの?どうしても早く読みたくて、分冊版に手を出して54巻と55巻を購入。でも良かったよ~。何度も読み返して泣いてしまった。54巻で「月がきれいだな」と話すシーンが美しくて、55巻で凪が琴音に『俺の御子』って言って抱きしめるところは泣けて泣けて仕方がなかった。
御子試験は、これで修了なんだよね。これ以上、何か起こらないよね。凪に溺愛されていただけに、琴音の気持ちを思うと本当に心が痛かった。自分を忘れてしまった凪に、どんなに邪険にされても思い出してもらおうと奮闘している琴音がいじらしい。そんな琴音に心が揺らいでいく凪、やっぱり2人は『番』だよね。心配なのは、「凪に拒絶されていた」から、琴音がフラッシュバックを起こしてしまわないかなぁってこと。でも、琴音に冷たく接していたことを覚えている凪が、このあと更に琴音を溺愛しまくって、片時も離さないくらい愛してあげれば大丈夫だよね。続きが楽しみ〜。