今から、親友やめようか。~腐れ縁同僚は甘い快楽で私を壊す~
につやまにつこ
このレビューはネタバレを含みます▼
絵が綺麗だな…と思って読み始めたのですが、和巳がメロい。メロ過ぎて困る。
(こ、こいつ〜〜〜…!北条!和巳…!!)
と暴れながら読んでます(大好き)
飄々としていながら茶目っ気も兼ね備えてる和巳が最高。余裕そうに見えて実は持て余しちゃってる和巳の心の声と、隠しきれてないSっ気に読んでるこっちの感情がめちゃくちゃになります。
(めちゃくちゃになりたい方、オススメです)
ヒロインがほわ〜んとしていてとにかく可愛い。でもただの鈍感な子…というわけではなくて、和巳の本質的なところにちゃんと気付けていて軽々しく踏み込まない(聡い子だな…)と感じられるところもあってとても好き。
キャラクターもさることながら、ストーリー運びが抜群にうまいと思います。
読み進めていく中で、心に引っかかるフックのような
些細な違和感が散りばめられていて、お話にぐいぐい引き込まれるし、続きが読みたい…!になります。
7話のすっとハイライトが消える和巳 is 何…!?
同じく7話、人の感情の機微に聡くて息をするように人を見透かしていそうな二瓶くん…ドドドド性癖です。8話の焦れっ焦れなふたり可愛すぎたし、9話の和巳、ド攻めですっっっごい良かったです。
今後の展開も楽しみにしています…!
→以下特にお気に入りシーン
5話:水道管が壊れたシーンに出てくるコマのふたりのL●NE?のやりとりが可愛過ぎてひっくり返りました(見て…)
(追記)10話拝読しました
和巳生い立ち編…和巳の激重感情や思考回路、言動の背景に少しだけ触れさせてもらえるようなお話で、ぐさぐさに刺さってしまいました…
和巳の「焦がれてきた」はシンプルに好きという感情だけではなく、自分が持たないものへ向けられる羨望、憧憬のようなものもないまぜになったものだったのかな…
迂闊に手を出せなかった和巳を想うと、胸がぎゅっとなります。10話、めちゃくちゃ良かったです; ; ; ; ; ;
いかにも好まれそうなシチュエーションやモチーフの繋ぎ合わせ…みたいな記号的な物語ではなく、お話の流れが自然で面白いところが大好きです…!次回更新も楽しみにしています。