しおさん

画面がスッキリしてて読みやすかったけどこっちの予想を裏切るような展開や盛り上がりがなくて、読み応えがない上にページ数がやけに多かったのでドッと疲れてやっと読み終わった…って感じでした。サクッと読みたい人やワクワク感を求めてる人には勧めにくいです。
単純なハピエンでキャラにそこまで魅力を感じなくて自分には刺さらなかった。
綺麗な顔を描くのに特化しててそれ以外の表情が固いというか、吊り上がった特徴的な目の描き方も相まってホラー寄りだから感情移入しにくいのかなぁ。萌えられるポイントがない…。
実はこの作家さんのデビュー作をSNSで見たことがあったから少し敬遠してて、でも今回の表紙が綺麗で惹かれたから興味本位でこちらの作品を読んでみたけど前作の受け攻めと大して違いがないんですよね。目新しさがないからまずそこでワクワク感が半減。でもここまで好きな傾向がしっかり固まっててご自身のオリジナル作品として昇華できる根性と我の強さは素晴らしいと思うのでこれからもこのスタンスで頑張ってください。
等身の絵は違和感ないけど作中に度々出てくるデフォルメキャラのバランスが気になったのと、小さい受けも体のリアルさと顔パーツの組み合わせが違和感あって個人的には萌えなかった…。