恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―@COMIC
家守まき/永野水貴/とよた瑣織
このレビューはネタバレを含みます▼
最初は原作小説の言葉や文体に感情が引きずられ、次いでコミックスで映像化の持つ力の凄さにこれまた打ちのめされてしまい、気づけばしっかりすっかり続刊に期待する身になっています。
イメージを言語化できるのと絵に落とし込めるのと、共に素晴らしい方々のおかげで、何度読んでも良い余韻に浸れる作品に出会ってしまいました。
中身の話ですが、最初から気の毒ゲージが振り切れてる師匠。でも自分で考えて未明の地でも何とかしようと行動できる知性ある優しい師匠。そこに飛び込んできたロイドさん、割と初っ端からいい性格を見せてくれています。コミックスでの彼は、筋トレ界隈で言うところの「モテ筋」が非常に良い仕事をしているので、見せつけられた師匠のリアクションが痛いほど分かります。未明の地で、師匠と共に過ごした聖剣サルティスさんは、切っても切れない魔法の先生のようなお母さんのようなお父さんのような不思議な感覚で、その叡智はどこ産ですかと。
未明の地を出てからも色々と解決しないといけないことや新しい展開があり、師匠と弟子と聖剣がどう決着させるのか、それぞれに面白くなってきました。
続きが楽しみです(^^)
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