このレビューはネタバレを含みます▼
谷川さんの作品はどれもほっこりさせてくれます。その中でも特に好きなものが「清々と」。
どこにでもいる一生懸命な高校生、清。清とその友達と先生が過ごす日々がすごくキラキラしていて、自分が高校生だったときのことを思い出させてくれます! 今思えば、ちっぽけなことだけど、当時は考えて、悩んで、毎日必死に生きていたことを。もう戻りたいとは思わないけれど、たまに振り返って今を生きる糧にできる!そんなお話が詰まっています。
ステキな話が多すぎて、どれにしようか迷いましたが、憧れの高校に入学して、その先に何をしたいか見つけられない清に本八幡先生が送った言葉を紹介します!
「いいじゃないですか、なんにもないってことはこれから見つけに行けるってことじゃないですか。僕にはみなさんが希望のかたまりに見えますよ。楽しみですね、これからなんだって選べるんですよ😊」