ろんさん

表紙になっている作品が好きで、描き下ろし見たさに単行本も購入しました！
短編の時から何度も繰り返し読んでいた作品ですが、単行本になってからも繰り返し読んでます。

表題作は2話と短めのお話ですが、攻めと受けの葛藤がきちんと描かれておりそれを乗り越えてのイチャラブを見ることができます。
短いのが勿体ないくらい……！
攻めは男らしくも可愛い、受けは普通の日本男子だがきっちり自分の気持ちに向き合える。そんな2人のお話です。

他に収録されているお話ももちろん面白いです。
私は特に表題作が好きです。

評価があまり高くなかったけど、ずっと気になっていて単行本版が出たのをきっかけに購入しました。
読んでみて評価があまり高くない理由が分かりました。
2巻まであることもあり深く濃いお話だったのですが、始終違和感がありました。なんというか、話が薄っぺらいというか……。
設定もきちんとあるのですが、展開が早く詰め込みすぎのせいかイマイチいかされてないです……。

ですが、獣人の表情はかなり細かく描いてあり、とてもわかりやすかったです！
人外好きなのでよく読むのですが、ここまで表情豊かな獣人は初めてです(笑)

ひとつのストーリーとしては面白かったのですが、薄っぺらさが始終あったので、星3つにしました。