このレビューはネタバレを含みます▼
話がとても感動的で涙してしまいました。ラストのシーンで写真立てが両親とのに変わっていましたが、鴻が帰ってきた描写はされてなく、最初はとてもモヤモヤとしました。(レビューにも多い)ですが頭の中でどうにかハッピーエンドに持っていきたい!すると、鴻は戦時中を生き抜いてその後現代へ帰ってきた説、祖父のわだかまりほどいて戦時中にまたタイムスリップで帰還説とか、いろいろ思い浮かびました。これから何度もじっくり読み返して伏線見たりとか新たな説考えたりとかしたいです。解釈を読者に委ねる感じも後味悪くなる感じでなく、しばらく感慨にふけりたくなるようなイイ抽象さな気が私はしました。全体の構成が素晴らしかったと思います。レビューでラストシーンが賛否両論で買うか迷ったのですが自分はラストも含めて全てが素晴らしい作品だと思えたので買ってよかったです(^ ^)