このレビューはネタバレを含みます▼
「来世生まれ変わったら何になりたい」と考えた時に
学業や仕事に追われていると鳥になりたい。猫になりたい。花になりたい。などと考えることはありませんか。
そして来世でもこの人に会いたいと思えるような存在、そんな人が主人公として登場します。
タマの産まれから察するに“良い人生”でない事は明らかで、自己肯定感育たずに年齢だけを重ねてしまった人生でしたが、貴方はそのままでも愛されているよって思せてくれる矢澤さんの言動と存在はタマにとってどれだけ有り難かったんだろうか。
甘い作品ではありませんが私は希望をもらえる作品でした。