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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


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好きが時々空回りするラブラブカップルの話2017年7月24日1~6巻&シリーズの『ひとりじめボーイフレンド』読破済み。アニメ化をきっかけに読み始めました。
1巻は不遇な家庭環境から家に居場所がない幼い日の正広(おそらく中1?)が
ヒーローのように強くてかっこいい康介と出会い、舎弟になるところから始まります。
現在(正広は高1)にシーンが戻って、
今も正広が康介の舎弟であること、
康介に「オレの(舎弟の)正広」と言われて照れたり、
手を触れられたときにドキッとしたりするレベルの、
恋心寄りの感情(ただし無自覚)を抱いていることがわかります。
そこから突然、康介に振られて、という物語です。
正広の顔立ちは3枚目だし、体型もかわいいよりは格好良い(背も176ある)なのですが、
表情や尽くす態度が非常に健気でいじらしく、
読んでるうちに、じわじわと『嫁にしたい!』と思えてくるキャラクターです。
料理スキルが高くて、面倒見がいいところも高ポイント。
康介は周りを振り回してしまうタイプなので、
動揺しながらも康介にちゃんとついていく正広がかわいくてたまらないのだろうと思います。
康介が弱っているときに、包み込んでくれる包容力も魅力的。
『相手を幸せにしたい!』『自分を必要としてほしい!』が暴走して、
空回りすることもあるけれど、お互い、好きで好きでたまらない。
正広と康介は、そんな恋の切なさと幸福を両方味わせてくれるカップルです。
慣れないレビューを書いてしまうほど、オススメです!