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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ランウェイで笑って

    猪ノ谷言葉

    読んで損することはない!
    ネタバレ
    2021年10月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一気に最初から最後まで読んだ感想ではありますが、どうしても書きたくなったので・・・
    まず、服飾を題材にする事が挑戦的だと思いましたし、それをしっかり魅せられる事がすげぇやとなります。っていうかタイトルのセンスが好きすぎる。
    見せ場の見開きとかFOOOOkakkoiiiiiってなります。(なれ)
    しっかりと用語の解説もありますし、ファッションから遠ざかっていたオタクが理解出来ない部類になっていた(古来の話か?)ファッションに興味が持てます。
    まぁ興味を持ってもそのファッションに使う金をこの作品に使ってしまいましたが。
    後興味を持っている人はもしかしたら服が気に食わぬ等あるかもですが・・・
    ヒューマンドラマの部分としては育人が一本筋の通った凄いメンタルの持ち主です。
    流石主人公。彼が千雪と会って彼を取り囲む環境が急激に変わる事で物語が進んでいくのですが、よっぽどの事があってもぶれないので中々見れないほど鋼のメンタルの持ち主ですね。でもちゃんと愛嬌がある。
    ここがブレると物語自体長くなる為個人的にはある程度強い主人公、良かったと思います。
    じゃあヒロインの千雪が豆腐メンタルだったんかと。否。
    こちらに関しても全然ブレませんね。1話だけでその芯の強さが良く分かると思います。
    おいおいこれじゃ頑強な奴らのストーリーみたいじゃねえかよって感じなんですけれど、メンタルだけではどうしようもない現実を彼らに突きつける事により、
    ストーリーに深みを出してきます。
    彼らに芯の強さがあるのは作者様の精神の円熟のさせ方がそうだったか、そう強くさせたいという意思からかと勝手に邪推しています。
    他の登場人物も文字数制限の故書ききれませんが魅力的なキャラばかりでもう数話分かけて掘り下げていても良いような、このままで落ち着くような、絶妙なバランスで完成している作品でございます。
    個人的には1話でその後読むかどうか決めても良いかと思いますが、
    全部読んで損だったと思うことは無い良作であったと思います。
    とりあえず僕は泣きましたし頑張ろうって思えました。心も温まりました。
    今後の猪ノ谷先生の作品にも期待を込めてこのレビューを書き込ませていただきます。良き作品をありがとうございました。