このレビューはネタバレを含みます▼
一コマ一コマを丁寧に描かれていて、背景が急に暗くなったり、物に焦点があったり、と描写で登場人物の心情が読み取れる作品です。
特に、暗雲の漂うたずね君との生活の中で、まきちゃんに触れるとき、一緒にいるときの周りの景色の輝き、目が煌めく様子などが、対比して描かれており、みどりちゃんの心の変化、まきちゃんへのトキメキがはっきりと読み手に伝わります。
紺ちゃんが産まれるシーンや、現在のみどりちゃん、まきちゃんの様子などが見たかったかな、と。
一気に完結に向かったのが、不完全燃焼だった為、☆5ではなく、☆4の理由です。