このレビューはネタバレを含みます▼
それぞれの幼少期から中学生時代のエピソードはそこそこに、高校時代に出会ってからのふたりが詳細に描かれています。口語体なので読みやすく、またふたりの人柄も伝わってくる和やかな文章です。
伊達さんと富澤さんがコンビを組むまで、仙台から上京するまで、やっとやっとテレビに出られるまで、そしてM1の敗者復活戦。特に敗者復活戦から決勝の舞台に挑むエピソードは手に汗握るくらい臨場感があります。
彼らがお笑いの世界で成功して本当によかった。これからも頑張ってほしい。そして私も頑張りたいと思える、前向きになれる一冊です。