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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 毒親を持った子供たち~幸せを呼ぶ赤ちゃんポスト~

    川菜亜子/河東ますみ/金山カメ

    私が実写化の演出担当だったら‥
    ネタバレ
    2018年9月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「幸せを呼ぶ赤ちゃんポスト」について。リナは、冒頭で息子に
    「アンタなんか泣いてばっかで何の役にも立たないし、世話は焼けるし、邪魔なだけなんだよ!」と言います。

    この台詞、よく考えたら、物語ラストのリナの状況にそっくりそのまま返ってくるのですよね。
    定職にもつかないまま50歳になり、老人ポストに入るしか道がないリナ。

    もし私が実写化の演出担当なら、リナが土壇場で泣きじゃくって「ポストになんて入りたくない!」と言うシーンを撮ります。
    そこで、ポスト職員がリナに

    「貴女なんて泣いてばかりで何の役にも立ちませんし、世話は焼けるし、邪魔なだけなんですよ」
    ‥と言います。どうでしょうこんな演出(笑)
  • 添加物まみれの母性

    河東ますみ

    異常な環境が歪んだ常識を育む
    ネタバレ
    2018年6月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ こんなブっ飛んだ節約方法でも、主人公の亜衣の立場になって考えると、彼女なりに正論になってしまうのが恐怖です。
    亜衣は、店屋物やお菓子ばかり食べて過ごしてきたので、食べ物の大切さを伝えたところで、「たかが食べ物じゃない」なんて恐ろしい言葉を平然と口にします。

    更に亜衣は続けます。「大切なのは愛情。だから私はずっと息子の傍にいる。」その為、夫が他界したにも関わらず亜衣は働こうとしません。息子が成人するまで保険金を残す為に、やはりポテチで節約します。

    亜衣の父が今際の際に、「3匹の子豚」を引き合いに出して食育の大切さを訴えるシーンは圧巻です。