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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 雪国

    川端康成

    焼きガニ
    2018年1月12日
    この作品には、作者の旅体験の影響がすごくあり、また彼の初恋時の記憶の影響もあります。その点から、川端康成という人間の中身を覗くにあたってこれほど良い作品もありません。温泉宿、伊豆の踊子なども合わせて読みたい作品です。
    新感覚派と呼ばれるだけあり、この本の内容はかなり詩的なものとなっています。
  • 夏目漱石 夢十夜萬画版

    トーエ・シンメ

    漱石心理
    2018年1月12日
    マルケス心理学を修めた漱石にとって夢は格好の心理判断の材料となりえただろう。それを世間に公表するという行為が一体何を意味するか、当時の人間しか測りえないだろう。しかし、そんな難しい読み方をしなくても、漱石のロマンチストな一部分が垣間見えるような作品でもある😔
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  • 【大活字シリーズ】R25なら絶対読んでおきたい夏目漱石 三部作:三四郎・それから・門

    夏目漱石

    夏目漱石前期三部作
    ネタバレ
    2018年1月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 夏目漱石前期三部作である「三四郎」「それから」「門」、この3つがどのようなものかというと、人生の大切な分岐点のそれぞれの分岐先を描いたというところだろう。しかし、どの選択をしても結局は満足のいく結果に終わることのない寂しさや、作品全体にまとわりつく不安の影などの暗さによって、読者の思索を引き出す素晴らしい作品である。優れた主人公の〔むしろ漱石の〕観察の鋭さや、近代に移行することへの不安などの、前期三部作以降の漱石の文学の基盤が見られる作品である。
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