このレビューはネタバレを含みます▼
1巻から、モジョである主人公の恋愛観、自己肯定感へのコンプレックスな親近感を覚え読み始めました。最初は、オネエの小柳さんとの関係性が面白く、ふじこちゃんの丁寧な生活や性格とのバランスが最高で、クスッと笑えるような雰囲気でした!!そこから作品の魅力に惹かれる、引き込まれる。
女子同士の絆を堪能したり、ジェンダーに関する難しさを軽やかに学べたりと、その作風が大好きになりました。1番のいいところは、恋をする勇気、一歩踏み出す勇気で人生は変えられるのだということが、ふじこちゃんの成長で感じられます。また、初恋だからこその初めてのアレコレへの葛藤、準備はどこか懐かしく、あーこんな気持ちもあったなー、思い出させてくれます。
今回の10巻もすてきなさくひんでした!