ayaさん

なにこれ、道徳の話？と思うくらい。深いです。
ボッジがいい子すぎて…そしてネタバレかもですが、この話に悪い人間がでてこない所がいい。
みんな実はとても誠実で、それぞれに辛い過去があったり、立場があって行動をしている。
誰かを悪者にした話って単純でスッキリするけど、この物語はそんな話じゃないんですよね。
最後まで読むと必ず前向きになれる作品。

つい広告で続きが気になり、買ってしまった…
でも広告以上のものは全く内容なかったです。
もっとそこに至るまでのあれやこれやお互いの心情やらすれ違いをみれるのかと思いきや全くなかった…絵が綺麗なのはよかったかな。

萩原ケイクさんの作品はどれも心を鷲掴みにされて、ちょっと読んでて正直辛くなるので、あまり読みたくないな…なんて思ったこともあるんですが。笑
この題名とこの展開、よまずにはいられませんでした！
一難去ってまた一難…なんでこーなるのー？とモヤモヤしながら、あれこれ考えさせられる。
お願いだからみんな幸せになってくれーと願ってます。

毎話異なる主人公がそれぞれに悩みを抱えていて、それぞれのコーヒーに出会い、自分の生き方を見つめ直す物語。
読み進めていくうちに、紳士にみえたコーヒー店主の暗い過去がみえたり。
スリリングな場面もあり、どんどん展開が気になり一気によんでしまいました。

一見嫌な人間だと思う人にも、それぞれの苦悩を抱えていたり、いい部分もあったりと。
一話目で嫌な印象とされる人がまた次話で主人公となっているのも面白い。

コナリさんの作品は人や物事をそれぞれの角度から見てるのと、言葉の秀逸さがたまらない。
今度はこの漫画を是非ドラマ化してほしい…けどちょっとヤバいシーンが多いから無理かな💦