サディスティック・ビューティー~真田×辺見編~【タテヨミ】
Woo Yeonhui/Lee Geumsan
このレビューはネタバレを含みます▼
私は激しいのや、監〇系が好きなので前に増量中の時読ませていただいて、とうとう全巻購入させて頂きました…😌絵はほんとに綺麗で私好みでした!この作品はエロエロなだけで物語はそこまでなのかなと思っていたのですが…全くそんなことなかったです…どんどん読み続けるにつれ物語に心を持って行かれてしまいました。これは恋愛というより欲望、執着、依存というテーマが強いと思います。これは好みによってほんとに分かれます中には精神的にくる描写が多いので、心の弱い方は結構くると思います…私も途中読むの辛くて時々止まってしまったんですけどやっぱ最後まで読んでしまいました…受けも攻めもどんどん壊れていくのが設定とともによく描かれているなと思いましたすごいです。辺見(受け)はどんどん壊れていってそれを直田(攻め)は守るように「俺がいないとダメだ」「君は壊れてる…だから俺だけ」って言うような感じでしたけど実は直田が辺見のことを壊してるんだよって何度も叫びたくなりました。等々生きる意味も自分の存在価値も失った辺見が他の奴らに体を売ってしまう所はほんとに嫌でした。言葉を失いました早く助けてって何度も思いました、でもこの件がきっかけでこの後直田は守ってたつもりだったけど実は自分が辺見をこんなに壊していたと理解する瞬間だったんですよね。私も泣いてしまいました…。途中から辺見だけじゃなくて直田も仕事を放棄してしまって両立できなくなり結局辺見(愛)を選んでしまうんですよね。ここで依存に気付かされました。辺見は結局「自分が必要とされるのは身体だけ」と自分の存在価値生きる意味を失い自〇行為をしてしまった時……。私は1番泣きました。誰でもいいからこの子を必要なとしてあげて…そう思いました。直田がそれに気づいてドアを壊して助けようとしたところでほんとに涙が止まりませんでした。病室のベットで横たわっている辺見を直田はあんな姿になってまで辺見のそばにいましたよね。私なりにあの病室の空気は「壊しあったもの同士の墓場」みたいな空気でした。そのあと直田は自分を憎みながらも辺見を償いの元自由にしました。だけど結局お互いやっぱり依存は解けず「お互い一緒にいると不幸」だけどまだ一緒にいようってとこに愛と依存を感じました。この後どうなったかは分からないのですが、少しでも幸せになっていて欲しいなと思いました。ありがとうございました……!
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