このレビューはネタバレを含みます▼
いや、もうさ、セトは文句なしに色っぽいし格好良いと思うよ。彼にはニナが必要だと思うし、セトの隣にニナがいないなんて私も想像がつかないよ。でもさ……今まで何も望まず自分の境遇を受け入れ、国の為に尽くしてきたアズールが、初めて欲したのがニナなのよ。どちらになってもおかしくないし文句もないが、それでも私はアズと……と、思ってしまう。お互いがお互いを思うあまり、結果離れてしまうのは余りにも切ない。ニナ、アズ、セト……それぞれが望む形で幸せになって欲しいが、ニナは1人だから辛い。彼らを取り巻く人々の幸せも願わずにはいられない……そんな作品ですね。