このレビューはネタバレを含みます▼
1国の少年王子と町中の薬屋で働く一介の赤髪の少女が赤い糸で引かれ会うように偶然に出会い、様々な人々と関係を築きながら、無意識のうちにお互いに引かれあっていくところが見どころです。
ふたりは友達という段階から始まっているのに端からみるとあれ、その距離感は友達なの?って感じる場面もありやきもきする事もありました。
でも結ばれた後からは恋人としての意識が強まり会える時間を少しでも増やそうとしたり、相手が頑張ってるからもっと頑張らなきゃと似た者同士のふたりが切磋琢磨する場面もあり微笑ましく感じます!
このふたりの話だけでなく、周りの登場人物のヒューマンストーリーも絡ませて描かれているので、信頼関係だったり、忠誠心とはこのような形なんだなぁと実感させられることもありました。