セキララさん

種族ごとにその種族ならではの社会や文化、思考がしっかり描かれていて面白いです。作者の思考をキャラに喋らせてる感が凄い部分が多々見られます。それでキャラの特性を押し殺してしまってるところがあったりするので残念です。
賛否両論ありますが、よくある無難で曖昧な世界観や設定の異世界マンガとは画するという点で私は好きな作品です。

1コマ1コマがとても丁寧に描かれていて、とても綺麗な作画です！内容もいいです！
ただ、作品の雰囲気というか、一体感、1つの流れ？とでも言うのかな…じわじわくるエロいムードがあまり感じなかったかな…。多分いろんな作品を作っていく中でこの部分は洗練されていくと思います！
初の単行本でこのクオリティはマジで凄すぎるから、今後の作品がむっちゃ楽しみです！

最後まで一通り読んでほしい作品です。心に突き刺さります。

最初の方だけ読むとただの恋愛成就のハウトゥ本に思えてしまうかもしれません。確かにその要素がこの作品の大部分を占めています。でも最後まで読んでいてそれは本質じゃないと思いました。数々の恋愛をしてきて、本当の愛とは何なのだろうか。愛と真摯に向き合っている作品だと思いました。

正直なことを言うと、2巻と3巻の前半は結構流し読みをしていました。男女の恋愛の移ろいをただ眺めていました。しかし3巻の後半は気づいたら熟読していました。きっと愛の本質に触れた気がしたからなのだと思います。決して2巻と3巻前半を蔑ろに考えている訳ではありません。恋愛の移ろいがあったからこそ3巻後半で心に突き刺さったのだと思うからです。

とりあえず一通り最後まで読んでほしい作品だと思います。

静的で落ち着いている作品。性行為に頼っておらず、登場人物たちのやり取りに注目できる。作画も綺麗で安定しており、大人マンガで安心感を感じたい人にオススメの作品だと思う。

全て読めばわかる。不朽の名作だ。全巻を読んでほしい。読みきった後にもう一度読んでほしい。

この世の不条理を淡々と描いた作品だ。途中で違和感を感じるかもしれない。最初に思っていた世界観が途中で変わってしまったと違和感を覚えるかもしれない。

しかし全巻読めばわかる。描かれている全ての描写が必要不可欠なものだったのだと。

全巻購入する事に決して後悔などしない。

率直な性に対する欲求が描かれており、無邪気さが感じられる。ほっこりする。

描写はシンプル。だからこそ性に対する思いの強さがありありと表現されている。力強い性への欲求が染み出ている。

目の描写がいい。
求める瞳、幸せで溢れた瞳、愛情を向ける瞳。
瞳が感情で満ち溢れており、読み手に強く訴える。

表現が派手すぎず、落ち着いた作品となっている。
初々しい女性が描かれており、かわいさがよく出ている。

絵がとんでもなく綺麗。
よく性描写は綺麗すぎると芸術作品みたいで欲情できないという意見があるが、この作品は綺麗な描写と「歪み」のバランスがよく、綺麗なのに欲情する作品となっている。
綺麗な描写ができるからこそ鼻水やよだれまでもが欲情を引き出すための「歪み」として描かれている。

大人コミックだけどこの人の作品は読んでてほっこりする。愛情たっぷりの作品だ。優しい気持ちになれる。絵本を読んでいるような感覚になる。性描写がなければ全年齢対象の優しい作品だ。

現実味があり、感情移入しやすく、淡々と描かれている作風もくせになります！