このレビューはネタバレを含みます▼
1話時点では今井が圧倒的に悪、という印象しかなかったけれど、読み進めていくうちに背景が見えてきて、最後の方は今井さんにも幸せになってほしいとすら感じた。主人公のセリフにもあったけど「もし…もし…」と、仮定のストーリーを願わずにはいられなかった。
DVを受けた子供が親になって同じ事を繰り返したり、DVを受けた人が相方から逃げずに依存的になったりという話はよく聞くけれど、バーンと目の前に突きつけられた気がした。
グロいし胸糞!見たくない!っていう人もとても多いと思し自分もそうだけど、読み進めると本当に印象が変わる。すごい作品だと思った。
あとほんと無粋かもしれないけど最終話見終わった後に「今井さんバイト先から連絡きて家の惨劇は早々にバレるんじゃ?いずれにせよ税金未納だとかで後々絶対バレそう。失踪扱いにするとしても切った手足はどこに隠したの?愛理と生活してた痕跡は消してきたかな?」とか色々気になってもやぁ…となったので、続編で描いていただけたら大変ありがたいなと!