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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • さっちゃん、僕は。

    朝賀庵

    共感できる人はいないが十分に面白いと思う
    2020年12月7日
    日頃、ミラン・クンデラを読んでいるからかもしれないが、浮気については特に何も思わないどころか十分に心理は理解できる。絵のタッチが気怠げで、最初から恋愛とか諦めてる感じのキャラの性格が如実に出てる。感情の欠落ってうん、漫画で描かれているように、どんなことをしても何も感じないどころか愛していることを浮気で試すっていうのは十分あり得ると思う。低評価が多い理由はキャラが純文学的すぎるのかもしれないな。非現実的だからというより。
  • フラジャイル

    恵三朗/草水敏

    アンチ医者の医者
    2020年11月17日
    主人公の岸はめちゃめちゃアンチ医者の人間。しかし医者をやってる。
    性格も歪みに歪んでいて、子供にまでデリカシーが死んでいると言われるほど。しかし、病理に関する知見は誰にも勝る。
    病理という特殊な医者ゆえに偏見の眼差しを向けられ、臨床医から冷遇されるものの、医者として自身の責任を全うする。
    ストーリーも大変よい。話一つ一つがとても深く、特に岸の過去にも繋がっている、10巻の末期癌の少年の話は最高である。演出、言葉選び、どれをとっても他のどの漫画に引けを取らない出来である。ところで、このストーリーの一つの主題として、『嘘』がある。多くの医者は患者の精神を守るためといい、患者に嘘をつき、また患者も周りに心配かけまいとして嘘をつく。しかし、その嘘は誰を幸せにするのか。ただ、自身を苦しめるだけではないか。岸が過去に得た体験があるからこそ、2巻に新人病理医宮崎に「その紙には絶対に嘘をかくなよ」と言っていると考えれば、その彼の言葉の重さを理解していただけると思う。しかし、百聞は一見にしかずである。ここで触れているのは全体のごく一部に過ぎない。
    是非、多くの方に読んでいただきたい。
  • ゼブラーマン

    宮藤官九郎/山田玲司

    ヒーローとは……
    2020年11月6日
    主人公は冴えないし、自己主張もできず、何の責任も取れず、でも孤独で、欠陥だらけだけど、何とかもがいて、ヒーローにただ憧れて、ただのコスプレなのに事件に巻き込まれたせいで、必死にヒーローとは何かを模索している。何か読んでいて心の奥底に訴えかけるものがあった。表現は色々ナンセンスな面も多々あるが、全く焼き直しではない、新時代のヒーロー、昭和のヒーローに憧れていた世代をまたヒーローものに戻してくれるような、そんな新奇性がある作品だと思う。
  • ナナマル サンバツ

    杉基イクラ

    クイズ、ええぞ。
    2020年11月6日
    自分も高校の頃、クイ研にいたので、プレーヤーたちの喜怒哀楽がめちゃめちゃグッと来た。またクイズやりたくなってきた。もう、熱い!