このレビューはネタバレを含みます▼
この本の、風俗嬢を「風俗で働くことにどこかで罪悪感を抱いている、かわいそうな人たち」と初めから決めつけた雰囲気が苦手でした。
友人は風俗で働いていますが、それは彼女の事情があってのことです。他人から同情される理由も、見下される理由もないと思います。
そもそも、客として訪れたのに店員のプライベートに踏み込もうとするのはおかしいのでは……。
することはするのに、「これだから女は」と事あるごとに繰り返したり。
勝手に生活を妄想して哀れんだり。
『他人の人生なんだから口出す筋合いないやん。自分の心配したらいいのに』って思ってしまいました。
言葉がきつくなってごめんなさい。