このレビューはネタバレを含みます▼
普段、レビュー投稿はしないのですが、この作品にはとても感銘を受けたため、投稿させて頂きます。
太平洋戦争を題材とした作品ながら、絵も美しく、読みやすかったです。
「若い人達が、この内容を100%史実として信じたら危険」、「実際の戦時下は、こんな生優しいものではない」という批判的なご意見もありましたが、私はこの作品を見た若い方達が、戦争について学ぶきっかけになればと思いました。
個人的には、愛妻と子宝に恵まれた一臣さんより、幼少期から母の愛に恵まれず、不治の病に犯され、最期には特攻に志願して、愛を乞いながら散っていった兄・一人さんの方が哀れだと感じました…
もう二度と、こんな悲劇が起きませんように。