オタ嫁をなんとしても俺に発情させてみせる!(分冊版)
井村なるみ
このレビューはネタバレを含みます▼
作画が雑過ぎると思う。
・顔の長さ、表情などで同一人物とは思えない描写がある。
・広斗が初夜にゲームをするヒロインを見守るシーンでは一コマだけ風呂上がりの髪をかきあげている絵があるが次のページでは元通り。何がしたかったのか分からない。
・バスローブの襟が逆の絵がある。
・ヒーローが男性器をあてがうシーンでは親指以外の指がありえない方向に描かれている。
ストーリーでは、
・最初の「あんた達もそれを知ったらどうせ失望するんでしょ?」というセリフもその後のヒロインの性格から「あんた達」という言葉遣いは似つかわしくないと思う。
・会社のスマホでゲームして、お金をチラつかせた途端結婚を即決するようながめついヒロインを可愛いと思えない。
・「今まで付き合った人は長続きしなかった」と言っているのに広斗には「付き合ったことない」「付き合えそうになった人はいた」と伝えていて何が本当なのか分からない。
・広斗の妹に関するストーリーも結婚する時に家族の話をしなかったのか。違和感しかない。
あのストーリーをどうしても入れたいのであれば、結婚前に妹の写真を見つけてしまい動揺するまりあの方がまだ説明がついたのではないか。
・推しのヒロトと広斗を同じ名前にした意味は?
・広斗の回想シーンで「ひろとく〜ん」という過去の恋愛描写が出てくるがその後の伏線でもなく、なぜ描いたのか分からない。
もっともっと書きたいことはあるがひとつずつ掘り返していくとキリがないのでこの辺で。
絵のクオリティはこれから改善される余地があると思うが、作画の適当さにはガッカリした。
何しろ、この作品を購入した読者に失礼だと思う。
次作はこのような事がないようにして欲しい。
あくまでこの作品を購入した個人の感想です。
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