このレビューはネタバレを含みます▼
読む前から、かなり好き嫌いが分かれる作品だと聞いていました。それでもここまで高い評価が集まっているのは作者さんの技量がすごいからでしょう。
正直買うまでに非常に悩んで何度もレビューを見返して、ようやく手に取ったのですがーー結果、圧倒されました、、、
あまりの衝撃に、読後は「読まなければ良かったかも」と一瞬思ったものです笑(読んで良かった)
ここまで人の狂気や執着をリアルに描ける作者さんの感性には本当に驚かされました。
とにかく攻めの異様な執着は恐ろしくて、それでいて妙に人間的で本当のホラーをみた気がします。
でもそこには「相手を失いたくない」「自分を認めてほしい」といった人間らしい弱さや切実さもあった。
これらの“汚さ“と“純粋さ“が共存しているところが残酷で美しいと思ってしまった。
しかし、最後の終わり方は見事にしてやられました、、
もう鳥肌もんです、最高笑笑
人の感情の歪さや脆さをこんなにも綺麗に作品として落とし込めるのが凄い、、
はらだ先生、本当天才すぎて怖いです、、!!
他の人の作品が読めなくなりそうです(泣)
間違いなく、忘れられない作品になりました。
ご馳走様でした♡