このレビューはネタバレを含みます▼
面白いのですが、執事さんもお嬢様も、魅力を感じられず残念です。
設定上仕方無いにしても、「世間知らずのお嬢様が、駄目男さんに引っかかった」様にしか見えないですね...。
「恐らくエスカレーター式の女学校で、執事さん以外の男性を知らない」感じですしね。
お嬢様が執事さんに嘘をつかれて丸め込まれていたり、漫画とは言え、居た堪れないシーンが多々...。
執事さんとお嬢様の性格も、言動からしても、「苛立ち要素」満載です。
(執事さんでは無いですが、似た男性方を存じており、笑えません。
「漫画だから」で割り切るしか...)
強いて言うならば、「お嬢様の雰囲気や性格ゆえに、友達が居ない」と言う設定はリアルかなと思います。
不在がちの両親、父親に溺愛され過ぎる等の環境から、お嬢様が我儘に育ったのも、仕方ない気はします。
執事さんの「不器用だけれど、さり気無い優しさ」、お嬢様の「一途で健気な言動」が救い...なのでしょうか。
大抵、読み始めた漫画は、配信中の作品全てを拝読します。
しかし、今回(こちらの作品)は、途中でやめております。